肝臓の役割について

肝臓の不調の原因と言えばアルコールをイメージする人が多いかと思います。

しかし人間の肝臓は不調が起こっても痛みなどを感じにくく、沈黙の臓器とも呼ばれています。

そもそも肝臓は臓器の中でも1番大きく、何らかの病気で3分の2を切除した場合でも半年経つと元に戻るという凄い回復力を持っているのが特徴です。

皆さんは肝臓でアルコールが解毒されることはご存知かと思いますが、その他にも肝臓では胆汁を作り、消化を助ける働きを行っているのは知らない人も多いかと思います。

普段食べる物から摂取した栄養素は、そのまま体内に吸収することができないため、肝臓で他の物質に変えて体内に吸収できるようにしており、大切な役割をしている臓器のひとつとなっています。

そんな大切な役割を行っている肝臓ですが、ダメージ受け不調を起こしても痛みを感じることが少ないため、気付いた時には深刻な状態になっていることが多くあります。

そのため普段から、肝臓に負担をかけないように肝臓に良い食べ物を積極的に献立に取り入れることが重要です。

また、偏った食生活や喫煙などは肝臓に負担をかけてしまう大きな原因となりますので、その点においても肝臓に良い食事をすることがおすすめです。

肝臓に良い食べ物とは?

最近疲れが取れず、だるさや眠気のある人は肝臓に負担をかけてしまっている可能性があります。

肝臓は人間が生きる上で大切な役割をしている臓器ですので、偏った食事は控えて、肝臓に良い食べ物を食べるようにしましょう。

しじみの味噌汁

昔からしじみは、肝臓に良い食べ物として有名ですが、しじみには良質なたんぱく質が豊富に含まれており、肝臓での胆汁の分泌を良くする効果があります。

また胆汁の分泌が良くなることで、肝機能も向上することが可能です。

胆汁に含まれるビタミンB2、B12、鉄、カルシウム、リンが肝臓の物質代謝の要となり、しじみは脂肪分が少ないので肝臓への負担が無く、味噌汁のすることでしじみのエキスを効率よく摂取することができるのでおすすめです。

牛乳

牛乳にはたんぱく質が豊富に含まれており、牛乳の動物性のたんぱく質は肝臓のちょっとした修復に効果があります。

また二日酔いで辛いときには、牛乳を温めて飲むことで二日酔いを緩和することができます。

大豆

納豆や豆腐には良質なたんぱく質が含まれており、必須アミノ酸が多く、肝臓の再生や修復に必要な栄養素です。

大豆には必須アミノ酸だけではなく、ビタミン 、カリウム、カルシウムなども含まれています。

このように肝臓に良い食べ物はたくさんあり、中でも肝臓に良いと言われるしじみはおすすめです。

しかし肝臓に良いものだけを食べ続けるのは、栄養が偏ってしまいますのでバランス良く摂取するようにしておきましょう。

いつもの食事に納豆やしじみの味噌汁を加えるだけでも、変わってきます。

肝臓に悪い食べ物とは

日頃から肝臓の負担を減らすために、肝臓に良い食べ物を知っておくことが大切ですが、その反対に肝臓に悪い食べ物は量を減らすなど、しっかりと食事管理をすることが大切です。

アルコール

アルコールを過剰摂取してしまうと、肝臓で中性脂肪が合成されてしまうのでアルコール好きな人には辛いことですが、肝臓のためにお酒の量はもちろん考えながら飲むようにすることが最適です。

少量のアルコールならば合成された脂肪分は、各細胞に分配されますが、量が多くなると肝臓内に中性脂肪が蓄積され、負担をかけてしまうことになります。

お菓子などの糖質が多い食べ物

お菓子や果物に含まれる糖質は、中性脂肪を作る原因になります。

特にクリームやバターを多く使用するお菓子だったり、バナナ、パイナップルには多くの糖質が含まれているため、食べ過ぎには注意しておきましょう。

その他にも普段口にすることの多い飲み物の中でも、炭酸飲料などのジュースを控えるようにすることが大切です。

ジャンクフード

ジャンクフードとは、ファーストフードやインスタントラーメンなどの食べ物のことを言います。

このジャンクフードには脂質、糖質、添加物がたくさん含まれているので、普段から多く摂取することは控えておきましょう。

このように肝臓に悪い食べ物は多くありますが、一切食べないようにするわけではなく、いつもより量を少なくするだけで大丈夫です。

よって食べ物を過剰摂取しないように注意して、バランスの良い食事を行うことが、疲れた肝臓の回復をする方法でもあります。

肝臓を良い状態でキープするには?

肝臓に負担をかけないために、基本食べ過ぎないようにすることがポイントです。

食べ過ぎてしまうと多くの栄養の処理を肝臓で行うようになり、肝臓が浸かれる原因になります。

そして揚げ物などの過酸化脂質やトランス脂肪は肝臓には、有害となってしまうので、食事には野菜やキノコ類も積極的に摂取するようにしましょう。

また食物繊維は便秘解消に効果があり、腸内細菌を改善し、環境がきれいになります。

食べ物に気を付ける他には、睡眠不足、運動不足、ストレスの解消をすることがおすすめです。

運動不足の人は血行が悪くなっており、体内に老廃物などが溜まり、血液も汚れてしまいます。

そのため肝臓での処理が増えてしまい、負担となってしまいますので、生活習慣の見直しも一緒に行うと良いでしょう。